昨日は、長男の中間テストの勉強を手伝った。教科は理科。自分が学生の頃は、わりと得意な範囲だったはずだけど、数十年も経つと、さすがに内容を忘れている。
それでも今はYouTubeに無料の解説動画がたくさんあって、しかもわかりやすい。今の子どもたちにとっては当たり前すぎて、そのありがたみに気づいていないかもしれないけれど、こういう動画のおかげで、塾に通っているかどうかの差も、やり方次第では埋められるんじゃないかと思うくらいだ。
静電気と、「なぜ」を突き詰める姿勢
昨日勉強したのは、「静電気」と「消化の仕組み」だった。
静電気については、ストロー2本をティッシュでこすって、ストロー同士を近づけると離れて、ティッシュとストローを近づけるとくっつく、という実験の話。なぜだろうと調べていくと、もともとティッシュもストローも、プラスの電気とマイナスの電気(電子)を持っていて、こすることで、ティッシュからストローへ電子が移動する。その結果、ティッシュはプラスの電気が強くなり、ストローはマイナスの電気が強くなる。だからくっつく、という仕組みだった。
昨日はそこで止めていたけれど、「では、なぜこすると電子がティッシュからストローへ移動するのか」というところまで気になって、あとから調べてみた。物質にはそれぞれ、電子を引きつけやすい・離しやすいという性質の順番があって、その組み合わせで移動の向きが決まるらしい。ただ、「そもそもなぜその物質がその性質を持つのか」というところまで突き詰めると、実はまだすっきり説明しきれていない部分もあるようだった。
わからないことを、わからないままにせず、とことん「なぜ」を突き詰めていく感覚を、子どもには持ってもらいたいと思う。もっとも、突き詰めた結果、自分自身もすぐには答えられなかったのだけど。
消化の仕組みに、人間の体ってすごいと思う
「消化」の勉強をしていて思ったのは、人間の体って本当によくできているということだった。
食べたものは、それぞれの消化管で役割分担されながら分解されていく。口では唾液の中の酵素がでんぷんを分解し、胃では別の酵素がタンパク質を分解する。すい液に含まれる酵素は、でんぷん、タンパク質、脂肪のすべてに働きかける。分解されたものは、小腸の柔毛から吸収され、でんぷんとタンパク質は毛細血管へ、脂肪はリンパ管へと運ばれていく。吸収しきれなかった水分は大腸で吸収され、最後まで残ったものが便として排出される。
こうして一つひとつ辿っていくと、なんとよくできた仕組みなんだろうと感心してしまう。テストのための暗記というより、自分の体の中で今も起きていることとしてイメージしながら、素直に「すごい」と感じる感覚を、子どもにも持ってもらえたらいいなと思う。
